ディケイド


壮絶に寒かったアマゾン編と比べれば幾分かマシとは言え、これが平成ライダー10年の集大成といわれるとそれは違うとしか言いようのないプロットでした。
とりあえずね、何の躊躇も無くあきらをぶっ殺した件については未来永劫呪われるが良い。
何がつまらないって、お涙頂戴の一要素として/戦いに非情さを出す為に殺してみました、ってやり方が何よりもつまらない。
なんかもう話に落とし所が在るのかどうかもわかんねぇ、それこそソードマスターツカサになりかねない構成だから、響鬼の次にこの世界を持って来れば良かったんじゃないかな?としか思えないんだよね。
役者さんのスケジュール的な意味で難しい面があるのかも分からんけど。
ぶっちゃけ、ネガ世界からアマゾン世界まで、士が「九つの世界を旅してきた事」の重みを全然感じられないもの。
ってか今回のプロットでコンプフォーム入手って流れの方がずっと分かりやすかっただろうに、井上先生も米村も分かってないわね!
えー、それで「本当の敵は大ショッカーではなくディケイドなのだ!」みたいな話になりそうなのは割りと透けて見えるんだけど、戦闘員送りつけるわ破壊活動するわの大ショッカーの方がむしろ早急に片付けなきゃいけない気がしなくも無い。
あ、それと剣崎が無駄にクールなのは似合いません。