真マジンガー 衝撃!Z編


だるくなりつつあった脚本も、いつのまにか今川テイスト全力全開でひゃっほぅな展開に。
とりあえずゴーゴン大公は真面目に死んだ気がしません、まぁ出番の多くて死を実感できない、というのもありますが。
さておき主人公はやっぱりあしゅら男爵のような気がするのだけど、あしゅら男爵はやっぱりダークヒーローとしての側面が強いのだろうな。
ああなってしまってからはスゲェ悲劇を背負ったようにも見えますが、なそうとした事がえげつなかった為そこはかとなく自業自得感があるし、そういう意味ではアルベルトであり師匠でありに並べるキャラではないのだろうけれど、そもそもそういう方向を目指していないような。
ただ、記憶の中とは言え、当の本人達に今の自分を全力で気味悪がられるのはね、マジで辛い所じゃないかな。
しかし、良いJAMのOPで意識しにくいけれど、新EDも秀逸だな。
ある種の皮肉、ニヒリズムな思考が垣間見える歌詞は、「優しさだけじゃ愛は守りきれない」と歌った君の中の永遠に通じそうです。