人類など滅びてしまえ！
むしろ一度、ビジネスとして崩壊させ負債の返却と悪性腫瘍の除去をし、再スタートするべきなのかも、と真剣に考えていますがね、俺は。
いっその事自主制作アニメが主流で、配布は同人イベント、そこからまたこつこつと範囲を広げれば良いじゃん、とか。
アニメーターに苦汁を舐めさせた因子の全てを改善した事業を立ち上げるには、ビジネスの中心に居座っている人間がビジネスとして成り立たないと思わせ手を引かせるのが一番手っ取り早い。
人が群がっている場所を変質させるより、何も無い場所にルールを立ち上げるほうがよほど効率が良いからさ、ましてや日本なんて国はやったもん勝ちの気風が強いし、今度こそクリエイターが主体となる体制を作れるように。
・・・でもまぁ何度も何度も立体化したりゲーム化しているＲＸ−７８にお金を払い続けている勇気あるお方も居られますし、きっとこの惰性のような状況が延々と続くのだろうな、と言うのが個人的な予想ですが。
コミュニケーションの問題を取り扱った作品と見たので。
そうそう、それととある魔術の禁書目録最新刊読んだわけですが。
・・・つまらない。
一方通行に話が及んだときはそうでもないのだけど、やっぱカミやん駄目だ、少なくとも俺はこの手合いには感情移入も共感もできません、敵意と殺意は持てるけど。
話自体は、もううんざりするほどいつもの状況で、いよいよ真性悪女登場かと期待されたヴェントさんも結局は事情アリで仕方がないからやったんだ〜、そんな彼女をお前は間違っている！、と見当違いに断罪していつもの実力行使。
・・・いい加減メリハリつけませんか？、それともカミやんの人気を失墜させる為の遠回しな嫌がらせなのでしょうか？
だってさ、カミやんの致命的な矛盾って結局、カミやんだって一部を耳にしただけで全てを知った風な口利くわ、相手には相手の事情がある事を飲み込めないわ、口論で旗色悪くなると感情論持ち出すからさ、ヴェントさん含め、今までぶん殴ってきた奴とどう違うんだね？
「納得できない」とか、ああ、所詮こいつはこうゆう奴なんだな、と、ただひたすらに失笑しか出来ませんでした。
納得できないのは相手も同じです、たとえ始まりが勘違いだったとしても積み上げてきたものは無かった事に出来ないし平凡な幸せに帰れるには遅すぎるのよ。
大言壮語を吐き捨てる前に基本的な部分を理解するべきだ、つかアックアさんは何感慨を得ているんだか。
あとまぁ今回にしてもそうだが、自分の大切なもの≠相手にとって大切なものであり、カミやん曰くの「枝葉の飾り」＝相手にとって大切なもの、ってゆう構図を最後の最後まで分からずじまいだったね、だからこそカミやんなんだが。
やり方がどうあれローマ正教の方々にとってはそれがとても大切なことで、カミやんが護りたいと願うものと同等には重たい訳で。
・・・大体今ロンドンにいるシスター連中が襲撃を受けたとして、カミやんは無力だよな、救うだけ救って後の事は他人任せなのもカミやん、全く救えていねぇ、怪獣倒した代わりに都市を倒壊させたメビウス以上に何も救えてないじゃないか。
あとここまで完璧超人で嫌味ったらしいヒーローになっているうえロクに努力した形跡もないんだよな、幻想殺しだけでは肉弾戦が不利だから体を鍛えようとか、そういう方向に発想が行く事が今まで一度もないのが駄目さ加減を増している訳で。
なので一方通行さんには本格的に期待しています。
今回一方通行さんは色々手を廻そうとしてどっちつかずになってから「やる事は一つに絞れ」と、「打ち止めを敵にしても打ち止めを助け出す」という確固たる方針を得たわけで、この状況、色々に手を出して何でもかんでも救おうとしているカミやんに前半部分だけが似てるのよね。
カミやんのダークサイドでありアンチテーゼであり今の所矛盾を突きつけられそうな唯一の人物、一方通行サイドの話ではいよいよ本格的に死人が出てきてくれたし。
なので今度一方通行さんが出てきたらカミやんを論破した上でヒロインの一人くらい殺してくれそうだ―――むしろそうでもしないとこの作品に感じている不快感が消えない、いや、ヒロイン殺してくれなくても構いませんが。
もしカミやんが一方通行に説教たらして「その幻想をぶち壊す」とのたまい元の状況に引きずり戻すような展開になった日にはキレそうですが、脳裏にはガンダムフリーダムと名前が逆転したＭＳを操ったコーディネーターがよぎるんだよ、どうしよう？
