それで俺達の一年が終わって良い筈がないだろう?

ああ、やっぱりな。


これが「45話が本当の最終話なんだ!」とかいう論理がありならもう少し伸びたのでしょうが。
自分なら迷い無く49話に投票します。
最終話でドモンが口に出したのは、人類への希望でもなければ人間の可能性でもなければ人の心の光でもない。
闘う事でしか自分を表現できない不器用な男が搾り出した、あまりにも人間的な、愛する女への心の叫び。
笑い所じゃねーのですよ、告白シーンを何度も見返せ聞き返せ。
「回りはそ知らぬ顔で、後のことしか考えちゃいない」
「けどそれで、俺達の一年が終わって良い筈がないだろう?」
ここまで、人類に対して絶望を口にして、ここまで、生きる事への意志を見せた主人公がこの歴史上に何人いるよ?
世界を背負ったつもりのヒーローが、自分の大切なものしか背負わない人間へと回帰した瞬間だ。
正義は死んだ、代わりに人間が生まれた、善悪の彼岸を踏み越えた人間が生まれた。
「我々人類は、所詮闘わずにはいられぬ生き物」「だからこそ、希望の未来を歩んでゆく」
ここまで、現在存在する世界の在り様を容認して、人間と言うどうしようもない生き物を、どうしようもなさすら一緒に肯定した作品がどれだけあるよ?
力強いまでに前向きな、生への肯定。
生きていれば良い事あるさ、なんて後ろ向きな事は一言もいわない。
ただ純粋にどうしようもない現実を突きつけて、けれどそんなどうしようもない現実だからこそ得られる幸せがあると提示したこの作品を、自分は永久に愛し続けます。
・・・あとこの投票、16回目とかマジで卑怯だよな。
劇場版が出る種ならまだしも、GガンとガンダムXはどう足掻いても投票権が無いじゃん。



またとんでもない事に・・・。


なんかー、8月に具体的な報告を提出するとか言ってなかったー?
あと表現がいい加減と言うか曖昧と言うか・・・。
規制対象を意図的に拡大、縮小したければ曖昧なほうが役に立つからなぁ。
もうツッコムのも面倒くさい。
つかこんな事平気で考えられるような生き物が人間だからいじめがなくならねーのだが。
ミルトン先生曰く、偽善というのはこの地上に存在する唯一の悪徳なんだってよー、これ真理だよなー。


所詮我々人類は闘わずにはいられぬ生き物、ですよ。
取るべき手段はなんだ?、一つしかなかろう。