ディケイド


帰ってきたのは夏見の世界、というか、劇場版555よろしく怪人が支配し、残り少ない人間は追い立てられる世界。
怪人がクロックアップと思しき高速移動が出来るし、昆虫型でもあるようなので、カブトの結末の一つとして、人類がワーム化するかなんだかになった世界なのか。
気になるのは士の名前、十と一を組み合わせた形で、尚且つこれまでに出た情報を整理すると、どうも夏見の世界ですら、士本来の世界ではないっぽい。
つまり夏見の世界は本来、11人目の平成ライダーの世界ではなかったのか?とか。
俺は、この世界は昭和ライダーと同一の世界で、大ショッカーがついに動き出す展開を予想していた訳ですが、まだまだ世界を巡る旅は続けそうです。
気になるのは、何故音也なのか、と言う話。
例えばこれがたっくんとか、擬態天道とか、別に渡でも良いんだけど、何かしら人間でない要素を持つライダーなら理解の範疇なんだけど、人間が存在してはいけない世界のはずなのに、普通の人間だったはずの音也が何故リーダー格になっているのか。
大体、ダークキバへの変身そのものが音也には命を削る行為ではないのかとか、音也は死んでいるじゃないかとか、そもそもあのキバットバット2世は本当に「オリジナル」なのか?
と言う訳で、謎と複線のばら撒き方ならこれまでにない分量でした。
いよいよ、ディケイドの物語が始まるのだろう。
始まるのだろうけれど、幾らなんでもコンプリートフォームはねぇよ。
隣で輝くライダー達が眩しい!