戦女神ZEROレビュー


クソ長いので超注意。
ZEROどころか他作品のネタバレさえ躊躇わないのでシャイニング注意。
まずは悪いところから。


*エロが足りねぇよ
まず最初に出るのはこの一言。
仲間がいないとかはある意味仕方が無い。
普通のRPGよろしくそれぞれの道に進むけど一声で駆けつけるよじゃなくて、接点は消さなきゃならない奴多数だもの。
ただエロが足りなかった。
具体的に言うとリ・クティナのエロと、リタの銀髪化後のエロと、闘技場のエロと、ラギールの店の店員とのエロがなかった。
特に闘技場は何かやらかすと思ってただけに、残念さが倍増、クリアしても何も無いし。
これは厳しい評価を出さざるを得ない。
って言うかチキを思い出してラギールで買い物しまくってたのは、秘密だ。
くそぅ、外見が超ストライクじゃねぇか・・・、このもてあました性欲をどう処理すれば。
せめて50は欲しかったところ。
(もちろん、41でも普通のエロゲに比べて遥かに多くはあるのだが。
無駄にキャラ増やすなよ・・・。)


*やりこみ足りねぇよ
正直、ゲームとしてのボリュームのなさはVPからVP2に移行したときの肩透かしにも似ている。
合成要素の消滅によりアイテムコンプリートの達成感が失われ、闘技場・はぐれ魔神以上に歯ごたえのある強敵も居らず。
せめてシリーズ常連だった筈の凶敵ブラックエウシュリーちゃんが欲しかった。
(でもアスタロトは狂気としか思えない強さだったぜ。)
折角たゆ唄で合成要素をより面白く進化させたのに、活かしようも無い状況になった事はマジで反省して欲しい。
(まぁ、プログラム組むのがクソ面倒というのは分かる。)
ぶっちゃけちゃうと、今までエウで楽しんでた、ゲームとしての面白さが欠けてしまったのが減点。
シナリオに期待して無い人多数だったせいもあって、足を引っ張りそう。


*ゲームバランス鬼畜だよ
単純に難しいとか敵の攻撃強いとかじゃなく。
そりゃ確かに2での、ボス前は必ず回復ポイントが確保できる親切設計もどうかとは思ったのですが、
今回の、うっかり進んだら撤退不可能、店も利用できなければ回復も出来ずボスを倒さなければ脱出不可、
レベル上げもままならずレベルが足りなければリセット以外に道が無し、と言う状況に陥りやすいのはマジどうしてくれようかと思った。
具体的に言うと狂った水精が出てくるところ。
ラストダンジョンもボス格と回復1回きりで3連戦とかきつかったなぁ。
ともかく、今回は詰みの危険性がいっぱいでげんなりした事はあった。
ただ、わざわざイベント挟まずとも前後半戦が容易に可能になったシステムは評価したい。


じゃあ良かった点は、と言うと、やはりシナリオだよなぁ。
戦女神ZEROは、実はFate/Zeroに匹敵するくらい難しい。
何せ過去を描いた作品である以上、確定事項は守らなきゃいけないわけで。
(プレイヤーの選択及びシナリオの都合上、所々守れていないけれど、逆に妙な所で接点があったりする。
今作で説明可能になった描写も多い。)
戦闘をシナリオや演出の要素として組み込む、と言う試みも面白い。
アストライア戦とかね、あれは温過ぎてもいけないしかと言ってクリア不可能なくらいだと引かれてしまう。
相当神経質に調整しないといけない場面だったんだけど、いや、感服です。
少なくとも俺は今回のシナリオに納得してはいる。
終始鬱だし、真っ先に比較対象として出てきそうなキャラゲー*やなるかなどころか、
エウの過去作と照らし合わせても重苦しすぎる展開ではあるが。
・・・望もセリカの100分の1くらい苦労すればなぁ、フィーノも村八分には遭っている訳で。
*キャラクターゲームの略ではなく、ソフトハウスキャラのゲームの意です。
しかし、コンシューマのユーザーはどう評価するんだろうか。
RPGの王道から悉く反している上、都合上仕方が無いとはいえ、プレイヤーキャラの乏しさは非難されそうだ。
エピソード4は終始エクリア様が使える予定なので安心かな?


それとグラフィックの進化が著しいよね。
製作に年単位かけたんじゃないだろうか。
特にマップの美麗さはもう少しでminoriにも匹敵しかねないくらい、
と言うと俺がどれだけ褒めているか分かると思いますが。
断面図は兎も角、カットイン自体はなかなか良い試みであるかと。
構図の幅を持たせると言う意味でも非常に有用。
ってか、エウのカットイン捌きはアリス以上だと断言しちゃ得るかもしれない。
顎や背面のみの、つまり顔が見えない構図を上手に補ってくれるので、これからはエロシーンにおける構図の縛りが無くなりそうだ。


総評すると、ものすごく感心してはいる。
RPGというジャンルは、言うまでもなくエロゲの中ではかなり不利。
その中で、Fateの直系と扱っても良い演出が構築され、エロゲの中でRPGを敢えてやる、と言う必要性を生み出してくれたように思う。
内容的には従来と比べると小粒で、その辺については不満がある。
(でも実質的なボリュームは、そこらへんのエロゲより遥かに大きい事は明言しておく。)
いい加減エウも大きくなったよね・・・。
以下、各キャラ雑感と考察。


セリカ
第1世代は最もRPGの主人公らしい主人公だったが、どんどん無口に。
王道から反する変わりようはもの悲しくも在るが、記憶喪失が本当に苦悩といえるのは一考の余地あり。
姉、恋人、友人、文字通りありとあらゆる全てを運命の一言で奪われた。
身の回りの人物が悉く不遇の死を遂げ、当の本人は記憶を失い続け、何か子安ボイスっぽい変態魔術師に狙われ、まさに踏んだり蹴ったり。
真っ当に死ねたのはエカティカくらいのもんじゃないか。
その不幸ぶりはビュウに匹敵するくらい・・・、いやだって奴も奴で嫁が選り取り見取りじゃない?
彼の生き様を俯瞰する側は、変わり果てた姿に一抹の寂しさは感じるかと。
かつていた大勢の仲間はもう居ないが、ただ唯一、ハイシェラだけは生涯の盟友となった。
ラストは名場面だよね、ハイシェラ株がこの上なく上昇してしまった。


*サティア
「我々人類は、所詮闘わずにはいられぬ生き物。」「だが、だからこそ希望の未来を手にする事ができる。」
そんな事を機動武闘伝の偉い人たちが言ってた。
人間は前に進む生き物だってウルトラマンダイナが言ってた。
困った時はエースの願いを口にするんだ・・・。
さておき、疫病神と言う言い方はあながち間違いじゃない気がする。
果たしてアイドスと共に在り続ければ、彼女はああなっていただろうか?
或いは彼女が己の力を奮う事を躊躇わなければ?結果は変わっていたかもしれない。
またアイドスの存在がアビルースやラプシィアすらも生み出したと言う事は、セリカが関わる事件の全ての元凶になっちゃったんじゃ。
それを置いておいたとしても、自分の素性を明かさなかった事が結局あの悲劇に繋がったかと思うとなぁ・・・。
自分の体を預けたにせよ、ハイシェラ様がさも当然に、神の肉体を持ちながら自我を保てているセリカの方が特別みたいに言っている事から、
アンタ実は何も考えてねぇだろとツッコミが入りそうだ。
全力で後ろ向きのヘタレ正義女神、未来を知ると途端に彼女の台詞が白々しくなる、意図してはいないのだろうが。
ただ彼女との闘いは屈指の名場面。
「激戦だった」と言う表現を文字通り再現できるゲームバランスを達成した事は、神業と評しても良い。
これはRPGである必要性の一つで、プレイヤーにとっても印象深い戦闘になる事は間違いないかと。
ところで復活されると彼の周りの駄メイド共がやさぐれます。
やっぱ疫病神じゃね?


*ハイシェラ様
ZERO最大の功績。
その勇姿、漢らしさ、ツンデレっぷりに加え、強敵と書いてともと読め!世紀末救世主伝説を地で行く魔神様。
恐らくこのゲームにおける真のヒロインではなかろうか。
名台詞、名場面、出番の多さにエロの濃さ、オルランドゥの称号を贈与できそうな性能、ありとあらゆる方面で死角が無い奇跡のような人物。
よもや、シナリオが弱いとされるエウにおいて、こんなキャラが見られるとは夢にも思わなかった。
そして踏んだり蹴ったりの境遇のセリカが、旅の果てに得られた唯一の盟友でもある。
普通、人気キャラにスポットを当てるとずっこけやすくなるのだが、ハイシェラ様は何時如何なる時もハイシェラ様であり続けました。
人気投票ぶっちぎりの1位でも全く不自然ではない、ハイシェラ様人気は最初からクライマックスだぜ!
一つ不満を上げるとするなら、SFっぽい例のCG。
世界観的にいつかは出ると思っていたけれど、あれじゃうたわれじゃねぇか。


*レクシュミ
どうせなら回復魔法を覚えてもらいたかった。
水の巫女の加護を受けたレヴィアは回復使えるようになったのに・・・。
やっぱ神格位もらってないからダメなのか。
となると今回回復役が乏しいのはひとえに水の巫女がケチだからと言う事か?
キャラ紹介だけだと分かりづらかったが、見た目が予想以上に小さくてときめいた。


*アビルース
劣化レザード。
何か悪い影響と言う時点でダメだ。
レザードのあの性質はまさしく真性だからなぁ・・・。
生まれながらの変態、それがレザード=ヴァレス。
もっとも奴はボイスの援護に助けられている面も多い、男性ボイスが付けば評価も変わったか?
立ちグラがちっともイってないからやっぱダメか。


シュタイフ
こいつ最初に見たとき、真っ先にケルヴァンが出てきた。
実際キャラ紹介ではそんな感じの口調だったが、蓋を開けてみれば狂言回しでした。
イカレた口調が似合わないが、ハイシェラへの忠誠はまさにナイスガイと呼ぶに相応しい。
あれ、オレンジってこんな感じなのか?


*アムドシアス
ドジっ娘、それ以外の何だと?


*白銀公
印象薄い。


*ヴェルロカ
そんなに全宇宙メガネ同好会の諸兄らを泣かせたいのか。


*シャマーラ
別れ際のあの言い方は、色々と問題じゃないかなぁ、と。
記憶が無かったから良かったけど、もしあったら一番思い出したくない出来事を思い出したわけで、
しかも邪神呼ばわりですよ。
偏見のなさを強調したかったんだけど、ラピスにしろロカにしろ最初から何にも気にせず接していた訳で、
気にする必要が無い、って口にするのは、気にしている感情の裏返しだよな、と。


*ナベリウス
俺の嫁
いや、あらゆる面でストライクだったね。
唯一の懸念はミスキャストだけど、これもクリア、死角無いね!
はっ、完璧すぎて逆に書く事が無いよ!
あえて言えば、このシリーズではかーなーり希少な敗北時のエロがあるって事だね!


*カヤ
俺はお姉ちゃんが普通に老衰で死ぬと予想してたけど。
って言うか神殺しになったセリカを戸惑いつつも受け入れ、最後は旅立つ弟を見送る側になると思ってたけど、そんな事なかったぜ。
でも結局夕菜的な何かが宿っていたんじゃないかなぁ。
君にも見えるかなでさんの星、帰ってきたぞ帰ったきたぞお姉ちゃん。
・・・だったら良かったよね。
死に方がろくでもないというのに、ラプシィアには存在さえ忘れられる悲劇。
しかも記憶喪失だとかそんなじゃなくて、単に時間経過で忘れられたっぽい。
まぁ守銭奴に印象操作されたダルノス兄貴よりはマシだが。
セリカをも凌ぐ不幸っぷり。


*ダルノス
もうちょっと抵抗して欲しかった気が。
でも操られているって傍から見て分かる描写だと、あの世界で散々描かれている差別問題がちっとも表に出ないんだよね。
差別っつーのは、行っている側からすれば正義な訳で、見た目に悪だと分かる奴にさせちゃいけないんだ、本来は。


*バリハルト神殿の人たち
見ていて哀れではあるが、あの世界の在り方を考えると、決してアイドスだけが原因とは言い切れず。
でもまともな側面を見せ始めていたカミーヌの非業な殺し方は・・・。
マクルの人々は、今作が鬱ゲーと化した原因の大半を占める。


*シュミネリア
ひとり冥色の隷姫、なんか回想シーンが無駄に多い。
一応はセリカの恋人であるサティアの倍、ふざけてんのか。
その無駄にあるエロを、使い魔になった後のリタに回してほしかった。


*ディクシー様
・・・あれ、どう考えてもバージンロストじゃね?
それとも竜族は処女膜が再生する能力でもあるのでしょうか。
全宇宙の処女厨狂喜。
俺かい?
破ったら二度と元に戻らないからこそ価値があるのだ。
単にディクシー様そこまで好きじゃないからですが。


*リタ
・・・・・・・・なんで銀髪状態でやれないのですか。
黒髪もそれはそれで悪くはないのですが。
しかもCG1枚ぽっきりなんだぜ・・・、何かが間違っているよ。
ちなみにたゆ唄で登場した魔神リタとの関連は何一つとして存在しない。
やったね。
名前だけ聞くと銀髪の素敵美少女魔神と思われそうだが、クトゥルフ神話ばりのキモイ魔神だぞ、魔神リタは。


*リ・クティナ
戦闘画面では乳を思う存分堪能できるのに、肝心のエロが無いんだぜ・・・。
すげぇどうでもよさそうなモブのナーガにはエロがあったのに・・・。


*ペルル
そのシーンを上と下の使い魔に回せ。
そういやこれから闇夜の眷族の国に行くとか言ってた。
エディカーヌだとちょっと失望しちゃうので、大人しくメンフィルに行こう。


*アイドス
そんな時はウルトラマンに助けを求めるんだ・・・、と言うか地元の人に訊けばよかったんじゃないかとか。
あと、人間の感情に正邪の判定を付ける事自体おこがましいよな、と。
ロム兄さん推薦の愛情だって、言葉様のアレも含めて愛情だし、
アスカの「その卑怯者をぶちのめすまで死にはしねぇ!」という台詞は悪い感情が源なのかしら。
・・・アスカと書いてダイナと読め。
だから取り付かれた人間が狂ったのも、自身がああなったのも、結局は正気を破壊して行っただけなんだろうね。
狂人に善悪の観念は無いですよ。
で、最大の不満。
最後に性魔術で解放するとか思ってたけど、そんな事なかったぜ!
どうせなら古神七英雄みたいにやっつけちゃってよ!まともだった頃がたどたどしくて素敵だったため、尚更。
声をつけた意味がまるで無いじゃない。


*クリア
声だけはちゃんとロカしてた。
運命的と言いながらちっとも運命的ではないが、次回作で殺されるのだろう。
所で身ごもったとか言われてなかったっけ?
キャラ紹介では別格扱いに思える描かれ方をしながら、どう考えても冷遇気味。


*バルジアとフレスラント
いずれも幻燐の姫将軍2に登場する地名。
ちなみにバルジアは元々セルノ王国と言う名称で、王家の継承の問題で分裂し、お近くのメンフィル王の介入により統合される事もある。
あ、つまりあれか、俺がガンダムか。
幻燐2の時点では分裂して120年余りとあるため、ハイシェラが暴れ回っていた時代は恐らく分裂して間もない頃だと思われる。
(一つ目はハイシェラ時代に既にバルジアの名前が出ているから。
二つ目はハイシェラからセリカに主導権がわたり、セリカが再び目覚めるまでに100年程度経ったとある為。)
第4世代のセリカが活躍するのとほぼ同時期か直後に、メンフィル王国で内乱が起きるのだろう。
実際、エンディングでディクシーが「(先に人間族が侵略したから発生した)魔神の襲撃」について語っていた。
これに該当するケースは幻燐1くらいしかない。
台詞から推測する限り、恐らくイリーナを娶りリウイが戴冠した直後に発生した、周辺諸国による経済制裁である大封鎖を差していると思われる。
(とはいえ、説明のつかない描写も多く、やっぱ違うんじゃないかなぁ?)
幻燐戦争そのものを示す場合、ラストでエクリアが仮面つけたまま登場する事自体がおかしい。
ノーマルならカルッシャに帰ってこれる訳が無いし、グッドなら呪いの仮面をつける必要が無い。
呪いがなくなっているので、セリカが呪いの気配を感じる筈も無い。
そもそもセリカがエクリアと会うのは幻燐戦争の真っ只中で、しかもエクリアが殺戮の魔女とか呼ばれて嫌われだした頃です。


*ラギール
シリーズ通して登場する闇の市場、ラギールの店の店主。
一応あんな目のやり場に困る店員は(周回クリアを除けば)いなかった。
と言うか、これまでの店員が悉く若年〜幼女な辺り、ラギール閣下はロリコンのようだ。
弟子入りさせてください!
尚、ディクシーの存在により、当のラギール本人が登場する冥色の隷姫が少なくとも幻燐と同時期かそれ以降と確定した上、
そこから200年近く昔にも当たり前のように存在していた事から、ラギール当人は神格位持ちであると思われる。
(戦女神2まで含めれば300年は続いているが、ラギールが何らかの理由で失踪し、名前だけが残った、と言う可能性も無くは無い。)
或いは、ラギールこそが商神セーナル本人か、商売に縁のある古神なのかもしれない。
恵比寿様ですか?
一番妥当なのは襲名だろとか言わないで。


*プレアード・カッサレ
アビルースの先祖に当たる人物で、やはり幻燐シリーズに深い関わりがある、って言うか実際戦える。
レスペレント地方に巨大な地下迷宮を築いたほか、アビルースの言うようにかつては闇夜の眷属を使い世界を征服しようとした事もある。
(具体的には、魔族と呼ばれる種族の先祖を呼び出したり生み出したりした。)
彼の存在によりフェミリンス一族が呪われたため、エクリアが凶行に走る事に。
そして、逆に言うとだからこそエクリアはセリカと出会えてしまったので、愛のキューピットってヤツ?
尚、アビルースが漏らしていた闇夜の眷族による国家建設は、後の時代にエディカーヌ帝国とメンフィル王国が達成する事となる。
(時期的に、第4世代にはエディカーヌ帝国が建国されていそうではある。)
本人はそれを見届ける前に発狂したため、かつて見た夢を認識する事はできなかったが。


*仮面の姫
シリーズ悪役総出撃その3、エクリアの意。
今回プレイヤーキャラとして登場すれば、幅広い属性を補う魔法使いと言う事で重宝されたかもしれない。
2では役に立たない魔法しか使えない、正真正銘の役立たずだった。
駄メイドことシュリはそれでも回復使いと言う事で使えないわけがないのだ。


セリカの記憶
カヤ→存在抹消
ダルノス→守銭奴の傭兵みたいなものに
また欠落した経緯も多く、2だけプレイすると、何も言わず姿を消したサティアに一方的に恨みを抱いたように見える。
これはラプシィアに編集としての技能が致命的に欠落していたか、単にそこに至るまでの記憶を失いすぎていたのだと思われる。
まぁ、サティアもサティアでセリカに貧乏くじばっかり引かせている気もするけどな!
或いはそれらの記憶をセリカが有していたのかもしれないが、ラプシィア当人は今回カヤの名を口に出している。
もしかしたら元の世界に這い上がるまでに忘れ去ってしまったのかもしれない。
そうなるとますますお姉ちゃん不憫。
尚、性魔術に関しても、セリカは最初から会得していたらしかった。
(というか、サティア相手に性魔術を実践していたと漏らしていた。
実際は最初から最後まで恋人としてしかやって無いじゃん。)
ここら辺の矛盾点については説明しようが無い、人間の記憶っていい加減なんよ、という言い訳以外ではね。


*過去のセリカ
後のラプシィア。
アイドスにより、一応その存在と能力は説明できる。
単なるファンサービスと侮るなかれ、今回の登場により、「今まで何処で何してたんだよ」と言う疑問が払拭された。


*鉄屑の谷の石碑
間違いなく古神七英雄を指し示すと思われる。
鉄屑の谷は、ラヴィーヌが封じられていた封鎖地と位置が合致する。
じゃあラヴィーヌ出してよ!
しかし、アイドスは何故そんな所にいたのだろうか?
ラヴィーヌは古神の女神ではなく、人間が作り出した人工の女神。
もし同郷出身の女神の気配を辿ったのだとしたら、イオの元へ向かうのが正しい気がせんでも無い。
また壁面の色はエルテノが封印されていた封鎖地と似ている。


*ラテンニール
今回最大のダークホース。
いや、まさか幼女だとは思わなかった、公式サイトでは普通に従来どおりのグラだった・・・?
えー・・・、赤い彗星みたいなマスクだから、チンケで嫌味な偏屈魔神だと思ってたのに・・・。
ともあれ、もはやはぐれ魔神として常連で、そろそろキャラ付けしても良いようなお方がいきなり幼女になった日には驚きます。
これから再プレイして遭遇したとき、ラテンさんを見る目が変わりそう。
どう見てもアホい彗星面の裏は美人なお姉さんだったりするのか・・・。


*今後の展開
まぁEPISODE−4でクリア殺したりエクリア娶ったりするのだろうが、
リタとかリ・クティナとかなんだとか足りない要素が多すぎるので、そこらへんを補うアペントの登場が待たれる。
・・・アペントか。
どっかの勇者様がバリハルト神格位持ち=真性ロリコンの疑惑を広めたため、
セリカは元バリハルト神殿兵として、おっぱいの守護者として頑張ってもらいたいところ。