海は死んじゃったの?

いやもうその話飽きた。


要するにどう言う事を言いたいのだろう?
結果アニメーションが韓国のものとなったとして、消費するのが日本人ならそれで良いだろう。
あと、人材がいないと言うけれど、違う、正しくは人材を受け入れるキャパシティを、アニメ業界は作ってこなかった。
問題の原因と解決方法が馬鹿馬鹿しいほどはっきりしているのに、実際行動に移している人間はごく僅かなんだよ。
何故って?、だって意味ないじゃん、つか面倒くさいじゃん、って所だと思うんだがね。
アニメ業界の問題に提言できるだけの権限を持つ輩はまともな生活できるから、その下で何人苦しんでいようが他人事に過ぎないとしか考えていない、別に商人だけを指差して言っている訳じゃない、クリエイター自身の話である。
関わるとすれば、自分の言論を訴えるためのダシに使うくらいだろ、萌えアニメのせいでアニメはつまんなくなった、とかそれくらいだ、先に居座っている人間にとって新しく入ってきた人間などカスみたいなものだと思ってもらっても良い。
よって「俺もそうだったから」「昔から辛い環境だったんだから我慢しろ」なんて抜かす訳だが、まぁそんなだから崩れていくんだろ。
バイトの方がはるかにマシと言う環境が何を意味しているか、アニメの仕事なんざアニメが好きでいるくらいしか選択する理由がないのだ、故にアニメへの情熱が枯れたら、そりゃみんなして辞めていく。
これは若者の根性がなくなったんじゃなく、単に賢くなっただけ、機械的に判断すればクリエイターなど誰もなりたがらない仕事の一つだ、思い上がっているのは若者ではなく先輩方の方である、クリエイターなど所詮は世捨て人同然の存在だと言う事を自覚していない。
大体アニメ業界に長く居座っている老人どもからして、アニメ業界に殉じるなんて殊勝な真似はしない。
年齢が築き上げてきたコネを利用し、業界が死にそうなら別の業界に逃げ、復興したらまた戻ってくると言う恥知らずも良い所の傲慢不遜な事しかできないだろうに。
当然若手の為に何かをしてやろうなんてこれっぽっちも考えていないからな、それでアニメが韓国のものになったとしても別に不自然でもなんでもない。
老人は逃げ、若い世代はそれが出来ずに死に絶えるしか道がない、少しでも内情に通じると皆及び腰になるしかない、だが誰もそれを改めない。
アニメ業界と言う民度は所詮その程度のものであったと言うだけの話である。