あかね色に染まる坂


とりあえず湊ルートを速攻で終わらせた。
ミコト先輩の出番が非常に端折られている件について色々文句を言いたい。
雑感、致命的なネタバレは自粛している、つもり。
共通ルートはなんかフルメタ・・・、つかスカーレット@ねこのようなノリ、なんだろうか。
とりあえず各キャラの感想。
湊→きっとキモウトだと思うのだけど自分のルートじゃ威力発揮されないだろうなぁ。
とりあえずあんな親父なら俺は殺せます・・・つーかそれくらいしろ、好きだ、お前が欲しい!、と言えなければ男ではない、のであった。
なごみ→・・・実はコイツが一番のツンデレじゃね?
会長→おっぱいは凶器です
つかさ@幼馴染→「あたしはGかな」*1→仲間、魂の同胞、同志、嫁とか娘とかそんなじゃなく、拳と拳で語り合う仲
先輩→殆ど顔見せ、あのエロい体を好きにする権利は青空以前に奴が奪っていたのか!
ABCはまだだけど視姦は達成済みの女子を処女と言って良いべきか・・・。
優姫→専用ルートをしていないので何とも言えないのですが。
ぶっちゃけこいつはツンデレじゃなく単に不器用なだけでないか、と。
この手合いは、創作の上で理解を得る事は可能だ。
分業作業でも単独での執筆でも、一つのサイクルの中での思考実験でありどんな歯車も「都合よく」回れる。
(ついでに言うならシナリオ担当が一人なのでよっぽどこの傾向は強い。)
が、現実に「言いたい事をはっきり言うタイプ」「しかるべき根拠を持って批判するタイプ」は非常に嫌われる。
ちゃんと悪い所も言ってあげなければ友達ではない、と言うけれど、実際友達なんてモノはそうした本気の言い合いより気に食わない先生の悪口等で盛り上がるほうがずっと確実に形成でき維持できる。
自分が対等或いはそれ以下だと思っている人間の意見に対してきちんと耳を傾けられる人間と、そうでない人間、圧倒的に多いのは後者だ。
まぁ、つまり、本気で優姫のタイプを「演出」しようと思ったら、まぁ言葉クラスのいじめは避けて通れない。
そうならない(と思う)のがこの作品の優しさでありファンタジーである、とも。
つくづく思うけどこのメーカーの掲げている「ツンデレ」は看板以外に機能はしていないと思う、のであった。


主人公について。
前作が相当に完璧超人として描かれていたからか、今回はかなり弱い印象を受ける。
と言うよりも、行き過ぎた強さは時に弱点でもある、と言う事かね。
まぁ前作では殆ど触れられていなかった近親姦を取り上げるルートを最初にプレイした訳だし、その他のルートでは完璧超人かも知んないけど。


追記・ミコト先輩ルート、優姫ルート完了。
ミコト先輩ルートは不思議時空であったが、何よりエッチシーンが殆ど流用なのが許せない。
優姫ルートは、前作のゴトゥーザ様ルートの構成を殆ど流用した、って感じだなぁ。
家の問題はそこそこに、優姫自身の問題を深く掘り下げると思ったのだが、少し残念、あと修羅場が無くて俺のハートは癒されなかった。
期待してたのに!、湊はキモウトだと期待してたのに!
とりあえず前作については、一部例外はあるが理解に少々難を要しても絶対に読み解けない、というほど酷いものではないはず。
しかし困った、この3人でだいぶ満足したと言うか、そもそも他の3人はルートの入り方がマジでよく分からない。
未回収のCGも多いし、さてどうしたものか。
あとメガネっ娘の扱いに全宇宙のメガネ信者が発狂すると思われ・・・、る?

*1:前後する台詞が「ところでWは好きですか?」「準一はデスティニーでしたね」でお察しください