「男女の友情は可能か?」という問いに、「それはやおいだ」と答えてみる。


うーんと、ゲイの世界にも色々あるのね。
あくまでも男性同士で愛し合うカップルと、片方が女性として愛し合うカップルと。
そこらへんは心理学や医学の分野に踏み込むし、正直専門的な知識は持ち合わせていないので割愛だけど。
ネコかわの元ネタ、幸福の王子の著者であるオスカー・ワイルドは「男女の間に友情は成立し得ない」とか書いてますが。
実際のところ、友情って何を言うのん?
片方が友達と思えば発生するのか、互いに信頼していれば成立するのか、双方が勝手な意見を出し合って刺々しい関係になっているのか・・・、それは、腐れ縁というのだけどね。
友情の条件となる行為は何?、弾に撃たれそうな時すぐさま庇ったら?、金を貸し借りできれば?、普段から良く話していればそれが友情かい?
本当に友情と呼べる奴は当人達が知覚しないまま出来上がっている、男だろうが女だろうが関係ない。
ある日「気付く」事ができるが、明確にそれが形成された瞬間を観測できる人間などいないし、その「気付いた」事柄自体が、一方の勝手な思い込みである可能性もある。
そこに外野が「男女の友情は可能か?」という議論を持ち込む事自体が無意味としか思えない。
実際、友情は男女平等だぜ?、誰の間でも発生するだろう、ただそれが恋愛に変じる瞬間に於いてのみ、友情との両立が出来ないだけだ。


これをあげよう。