理解も出来なければ納得も出来ない話

理解は出来ても、納得できない事もある。


と言うような台詞がガンダムSEEDを象徴する台詞として扱われているみたいですね。
・・・クソガノタが。(最大限の嫌味と嫌悪を込めて)
まず身の上話をしますが。
自分は確実に機動武闘伝Gガンダムのファンです、それは覆しようがありません。
そして自分の経験上、ガノタどもの議論の上ではGガンダムと言う作品の扱いは非常に凄惨で。
反証も反論もロクに受け付けない、お前らどこぞの政治屋ですか?、としか言いようの無い場面が無数にあって。
Gガンダムのファンと言うだけで下に見たり人格を否定するような輩には無数に出会ってきて、
そういう連中が一部の異常な人間のクズだ、と言えればまだ良かったのだけどガノタの中でそういう人種は少数派とは言い切れんくて。
ぶっちゃけね、Gガンダムファンとしての半生、理解も出来なければ納得も出来んような事ばっかでしたよ。
ネットに蔓延る評論は、否定派は当然のように作中の一部の出来事を針小棒大に誇張し、さも愚民どもの見る下等なアニメだと言わんばかりの勢いで。
1話から最終話まできちんと見てくれているのだと思えるような評論なんて、あったかしら?、ってなくらいに希少で。
(その中で少なくとも福田監督の「ただの逃げ」発言は否定する根拠が無く、相対的に優秀な批評だと考えています。)
肯定派も肯定派で師匠の事か、もしくは熱いノリだけのアニメだと言う認識しか持ってないし。
そりゃ俺みたいにアレンビー黒化とかドモンタンの可愛さとかはアレなんだろうが。
作品の価値をファンが限定しちまったらそこで止まってしまいますぜ、ネタだとかギャグだとかで思考停止せずもう少し建設的な話が出来ないものなのかしら。
理解なんて出来ないよ?、説明を求めても説明しない、疑問を返しても到底疑問を晴らすような返答なんてしてくれない。
勿論、到底納得なんて出来る訳ないし。
・・・しかしだ、何処まで行っても電波と言うか二重基準と言うかどうしようもなく身勝手で理不尽な言い分だらけでも。
俺は結局それを飲み込まざるを得なかった。
だって数だけは圧倒的に多くて、数の暴力に任せたら白も黒になるし黒も白になる。
勝てば官軍、って良い言葉だね、どれだけ自分の言い分が間違っていても数で押せば正論になる。
昨今のアニメ化やらで、制作会社やらスタッフやらが原作ファンを蔑ろにしている、とか言う言い分を良く見ますが。
俺は主にどういう連中に嫌な目に遭わされたかって言うと間違いなく「原作のファン」なので、原作ファンの横暴さやら身勝手さを良く知る人間としては全然心に響きませんし共感も出来ません。
気持ち悪いと言う感想だけが残るだけですわ。
さて本題だけど。
そんな可哀想な奴がいる中で理解できるだけお前ら幸せだろ!、とか言いません、そんな哀れみ受けるつもりもねぇ。
ただ、納得できない、などという考え方は傲慢だと思います。
ガンダムの話をしているので続けてガンダムの話にしますが。
ガノタどもはどういう思いでガンダムSEEDと言う作品に「納得できない」のかしら?、つまんないくせになんだかんだで売れた事が?
じゃあガンダムSEEDのファンが「ガノタの言い分は正しいのかもしれないけど納得できない」とか返したら、あいつらどういう反応をするのだろう。
まぁどうせ訳の分からん御託並べてグダグダ議論に持ち込みうやむやの内に意味不明な勝利宣言でもするんだろうけど。
・・・あのさ、納得できない、なんてのは、単なる感情論なの、健全な議論の場には持ち込み不可のものなの。
自分と同じ意見、自分と同じ立場の人間にしか分かってもらえない、立場の違う人間が「納得できない」で返すと永久に平行線じゃない。
そんなんで、分かってくれよ、とか、真摯に受け止めろ、とか、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがありません。
理解してもらおうと言う努力も、受け止めてくれるようにする努力もせず、ただ身勝手な要求を掲げて通ると思っているのなら、だからお前は阿呆なのだ、としか。
確かにキャベツ辺りは製作陣の怠慢に責任を帰結するべきなのだろう、エンターテイメントとしての欠陥の全てを外部の責任に押し付けるのもそれはそれでただの責任転嫁である。
ただ、昨今原作付きアニメの製作陣が原作を意識してしまうのは別に原作が偉大だからとかそんなじゃなく。
どうしようもなく鬱陶しい原作ファンという生き物がいるからだと思いますです。