どう管理する?多様化する子どもたちのネットアクセス手段


結論自体に異論はありません、が、それ以前に親として為すべき事は別にあるだろというか。
子供に指導するのめんどくせ。
・・・という、怠惰で愚かな大人たちの本音が聞こえてきそうですな。
まずネットの向こうにいるのは人間だと言う時点で、リアルな対話と大きな差異があるのかと言われればそうでもなし。

Wi-Fiサービスが利用可能な都市で子どもたちにワイヤレス機器を与えるということは、子どもたちに保護者が見ていない所で他人と対話できる別の手段を与えることに他ならない」

・・・じゃあ、同じ論理を使いますが。
「特に警察や自治体の監視のない登下校の際に子供達を集団で帰らせると言う事は、子供達に保護者が見ていないところで他人と対話できる別の手段を与える事に他ならない」、と。
ネット上にはそりゃ犬畜生以下の馬鹿もいますが、真っ当な人格を持った人間もいるわけで、ネットを与える事はむしろ子供にとっては人生経験になるのではないか、と考えていたり。
学校や家庭と、指導するべきポイントの要領は全く同じです、インターネット特有のコミュニケーション手段云々を知らなくても十分指導できるポイントはあります、つーか仮に「ネット上のコミュニケーション」の教科書があるとして、記載するべきものなんてタイピングの仕方と顔文字とAAしか思いつかないのですけど。
(あと俺は顔文字もAAもぜんぜん使わないし。)
別に時代の流れに乗れとは言わんよ、知らないものを無理に理解しろとも言わない、それまでの文化で築いてきた倫理観がネット上のコミュニケーションでは通じない、という考えは捨てなさい、と。
やるべき事なんて、あんたの親から教わった事を子供に伝えれば良いだけなのだけどねぇ。
なぜゆえリアルでのコミュニケーションが無問題でネット上のコミュニケーションが問題あるのだろう?
まぁ、人類全てが教養俗物だって事ですか、そうですか。