エロゲー業界は250〜300億円市場


うわっはぁ、安ぅい!
・・・って、ちょっと待て、ソフト単体の経済効果はその通りなのだろうがエロゲー業界全体の経済効果は何もソフト単体に限った話じゃないだろ?
例えば分かりやすくFate/Stay Nightで話を進めるが。
身近な所でアンソロジー、こいつは一冊が大体800円から900円って所。
それがアマゾンによれば41冊発売されている。
さすがに全巻所持している猛者は、まぁ型月ほどの大型メーカーならいるだろうがFate購入者の全員が全員と仮定すると値が大きくなりすぎるので、妥当な所で一人5冊の計算、これは全体の平均値とする。
つまり、Fateの売り上げである15万本=15万人に対する平均、アンソロ自体を買っていない人の分も含まれる。
ちなみに違法コピーは無視、そこまで話し出すといよいよ以って纏まらなくなるから。
さて計算してみよう。
アンソロ1冊の単価を価格の平均の850円として、それが一人5冊の15万倍。
結果は6億3750万、実際どれだけアンソロが売れているかによって結果が大きく変動するので詳しい情報誰か教えて。
ちなみに期待値の最大(=購入者全員がアンソロ全巻購入)は52億2750万、ほぼコミケ一回分ですね。
更にFateにはサントラ、フィギュア、各種グッズ等、様々な関連商品が存在している。
これ全部纏めるだけでもかなりのものになると思うよ?、サントラとか一枚3500円程度じゃない。
アニメDVDはエロゲーから外れるから、と言う理由で省いたとしても、さて一本のソフトにどれだけの付加価値が付けられるのか、と言う話になってくる。
ただ、無論であるが、億単位の付加価値が出るエロゲーなど早々ない、Fateと双肩を並べそうなのは葉か鍵くらいのものだろう。
年に一本か二本あるかないか、エロゲーマーたちの間で名作扱いでも業界とのコネが無かったら商品作ってもらえないしね。
ただしアンソロジーはソフトの発売からある程度の時期が経っても売り上げは見込める、そうでなければこみパとかKANONのアンソロが何十冊も続いている理由がなくなるし。
つまり不朽の名作が1本出れば、付加価値はその後の業界にもある程度の影響は与えてくれると言う計算になる。
リンク元には「浜銀総合研究所の調査はどうも当てにならなそうです」とあるが、そもそもあそこの調査は一体どこを対象にしたのか不明瞭なんでアテにならないの当然、単に「萌え」関連で区切るのなら、こっちもアニメ化したエロゲーDVDの売り上げは無視しているのだし、ラノベ方面も考えなきゃいけない。
更に中古や同人誌なども含めるのはこっちのデータじゃ追いつかないですよ。
いやまぁなんのかんので、浜銀の調査が適当であるのは分かったとしてエロゲーの価値はそれほど安くは無いんじゃない?、と思うのです。