「つよきす」から見る自分勝手な原作ファンに対しての憤り


その後の反応を読むに、個人的に思うところがいくつかあったので訂正。
まず、大体どうして自分がこのような論理を支持するのか?、と言う理由の根源には、そりゃ自分がガノタどもから迫害受けながら生きてきたGガンファンだって言うのがあります。
「我々がガンダム様を崇め奉る分には構わない、しかしGガンなどを支持する輩は気が狂ってる」なんてそれこそキチガイじみた主張の中で生きてりゃ、ガノタを続けるなんざ阿呆らしくてやってられんわ。
ガンダムとしてみなければGガンダムは良作だったのに」、正直吐き気を催します、くだらない冠のせいで真っ当な評価さえ受けられないなど。
ただつよきすの場合はアニメ化に至るまでの流れで、ファンが憤慨する理由のいくつかに歯止めが利いたかといえば利かなかった、製作側が当初からファンの視点を取り入れていたかと言えば否、である。
けどさ、どうにもこうにも「自分は原作ファンだから何をやっても構わない」といっている風にしか見えないのよね、俺は。
そりゃ好きな作品に愛着持つのは当然だし、感情論を持ち込んでしまうことも多々あるだろう、だが、だから「何をやっても構わない」って言うのは自己中心的な越権行為だと元ガノタの俺は思うのですよ。
「ファン」だから「良く見もしないで批判する事は正しい」「自分の意見に異を唱える人間を駆逐して全体主義を掲げるのは正しい」って事ですか?
それが自分の好きな作品に対して返って来る事も受け止めているのですかね?
「アニメの方が良かった」と言い切る人間が現れたとき(今の所なさそうだけど)どんな反応をするのやら。
え?、俺?
ロクに見てもいない奴の垂れ流す電波はいつもの事ですよ、ぶっちゃけ慣れた。
・・・そりゃ製作の遅れを言い訳にするしかない構図のおかしさや彩色忘れやシナリオのつじつまの合ってなさはありますが、連中が言っている事はちゃんと見ていれば違うと言い切れるものか、ただの生理的嫌悪感か、多少おかしい所への集中攻撃しかないんだな。
こいつぁ種にも言える事だが、自分の論理に合わない描写を無視するな及びありもしない描写を捏造するな辻褄の合う解釈を避けるなメインターゲットが誰であるかを考えろそもそも結論を先に持ってくるな。
閑話休題
第2話は言うほど酷くもなかったし、まだ第1話でコケただけじゃないか。
脚本は原作見ていないというけど、その割には結構的を得ていたとも思うし。
少なくとも俺は、原作と分離しなくても十分楽しめてはいるのだが。


つよきすでなければ普通のアニメニダ!」


真面目に、この論理は理解不能
確かにアニメ版は両手挙げて賞賛できるような傑作ではない、普通のアニメという表現は的を得ていよう。
だが、それがどうしてつよきすという原作が付くと駄作になるのやら。
んなもんただの現実逃避にしか見えんよ、一度タイトルを冠した以上、原作からどれだけ乖離していようが同じものだろうに。


もっともこれが一番恐ろしいのかもしれないけど。
あー、だったら俺、原作ファンの憤慨わかんないや。
一応は人気作として最終回を迎え、しかして告知だけはされたガンダムファイト14回を既に夢にも見ない今となっては。
でもさ?、アニメ化で成功するなんてひとつはハルヒ並みの題材でありスタッフの技量が揃わなければならんが、後者はともかく前者なんて早々見つからないっしょ?
Fateにしたって思い知らされた事は奈須きのこ大先生の文章はアニメに向かない、って事だけで。
もしくは我らの楓様が如きぶち壊しぶりでもしなきゃ無理だと思うし。
一回目が駄目なら二回目も駄目だろう、Kanonなんて特例中の特例じゃん、かれこれ8年近くは支持されるほど有名でなきゃやり直しなんて効くまい。


うーむ、第1話まではアニメを叩く気満々でいたのだが今は原作ファンを叩いているこの不思議。