貴様ぁ!、デビルガンダムをそんな事の為に!

俺、アレンビー愛してる。


久々に見たGガンダム第44話でもしらばのつばさを連想したのは内緒だ。
だからさぁ、世間で言われているほどGガンは王道じゃないし小奇麗じゃないしむしろ人間の暗黒面全開なんだよね。
つか俺がGガン愛してるのは当のファンにすら賛否両論ささやかれる46話以降があってこそだったり。
つぅわけで「石破ラブラブ天驚拳いらんニダ!」なんてエセGガニストを真っ二つにする46羽擁護論をしますが。
ぶっちゃけ師匠倒した所で終わったら、伏線回収し切れていないとかそういう以前に、
ドモンが師匠に文句言っただけで終わりじゃん。
結局根本的な解決にはなってないのよ、人類を愚かだと嘆く師匠に対して文句言っただけでは。
本当の意味で師匠を超えるには文字通り闘って示さにゃならんのよ。
で、その結果ドモンは一部とはいえ人類抹殺の理由を容認しちまったわけで、
まぁ、この時点でGガンに少年漫画的な熱い展開を望んだ方々はそりゃ引いただろうな、と。
無条件で民衆は「善」でなくてはならないからね、普通は。
なんでかっていうと愚かな人類なんて守る理由がない、滅んで当然の生き物ならばむしろ滅ぼす事こそが正義になるわけだ。
だから一般的に、正義の味方は絶対に人類を見限らないのだけど、
ドモンは人類を一部とはいえ見限っちゃったわけで、結局世界を救ってみんなハッピーなんて結末を望まなくなったのね、我らのキング・オブ・ハートは。
いやだからGガンを愛しているわけで。
これで群像劇だなんて吹聴してその実「地球の重力に魂を惹かれた愚か者どもなど抹殺するべきダニ!」なんて勧善懲悪を敵も味方も吐き散らす某機動戦士なんて展開になったら俺は失笑するしかないよ?
純粋な正義、純粋な善といえないヒーローだからこそ俺はドモン萌えなわけでして。
とどのつまり、Gガン46話以降はGガンダムに対してのGガンダムだったのだと思う。
積み上げられたスーパーロボット的王道世界を、一気にぶっ潰してくれたからね。
そりゃ賛否両論も出るわな、そこにあるのは問答無用の正義なんかじゃなくなったヒーローなのだから。
まぁ、師匠を否定したドモンが、というか世界が結局どこに行きついたかは、最終話に現れているわけで。


我々人類は、所詮闘わずにはいられぬ生き物。


だからこそ、希望の未来を勝ち取ってゆく。


って事だと思うんだ。
で、何でこんな事書いているのか、いつものアニメ評はどうしたかって?


はっ、録画を忘れたんだよ!


俺、以前ハルヒの構成に文句言ってたけど今回は感謝しそうです。


そりゃ無いよ石原都知事

東京都の石原慎太郎知事は「首都圏全体でやるとインパクトがある。共通基準を作りましょう」と積極姿勢を示した。


インパクトがどうとかじゃなくて、正しいかどうか、でしょ?
きちんとした学者さんに検討してもらいたいものなのですがね。
つか一人の子供として言わせてもらうならば、教育者の言う「子供の為」が本当の意味で子供の為になった事例なんてごく稀だし。
大抵「子供の未来を守るため」を装って「自分の未来を守るため」なんだよね。
もちろん、結果論として子供が苦しんでもそんな事教育者は知ったこっちゃ無い訳で。
ゲーム脳を云々言う連中と言う事を聞かない程度で虐待死させる親と、方向性は違うけど根元は同じだと思う。
相手の立場になって物事を考えられない点とか、権力掲げて気に入らない奴を抹殺しても構わないと考える傲慢さとか。
子供なんて政治利用される道具でしかないのかなと疑っている自分がいる。