機動戦士ガンダム00


何も終わってなかったのです。


とりあえず一言。
いや、サーシェスが生きてたとか、それは存外驚かなかったけれど。
実はコーラが生きていた!
思い切り死んだかと思わせる描写だったがこれで安心して二期に突入できそうです。


しかし、アレハンドロのアレさは止めようが無いので仕方が無いとしても、グラハムまでアレになったのはどうするべきか。
ただグダグダ屁理屈こねるだけの人よりか、ずっと高潔ではあるが、出番自体が唐突だし。
描写は良かったんだけど、やっぱあそこはサーシェスにするべきだった。
刹那の言う歪みは、騎士道精神にも近い考えを持つグラハムより、戦争自体が目的と言うサーシェスの方がよほど適切であろう。
実際、刹那と幾度となく相対したのがサーシェスである以上、ケリは刹那の手でつけられるべきだった。
そして何と意外なことに中佐&ソーマは生存。
特に中佐に至っては「アニメで女性の乗った機体を庇うと死ぬ」というジンクス、と言うかお約束を見事に払拭。
ソーマはとっても可愛くなっていました。
ただしハレルヤは死亡し、アレルヤは生死不明、ティエリアはそれっぽい人がルイスらしき人と一緒にいた。
んでネーナは洗脳されたみたいな感じになってた。
よくよく考えてみたら思った以上に人が死んでいないな、マイスター陣も半分くらい・・・?
個人的に気になるのが、エクシアとGNフラッグが爆発四散する際、遠巻きのデブリ帯に何か人影らしきものが写っていたこと。
ロックオンだったらどうしよう、フェルトがあらゆる意味で涙目。
とりあえず最後の最後までヒロインになりえなかったマリナ皇女様は、あらゆる意味で涙目確定だが。
黒幕がリボンズであることが発覚し、明らかに二期で使用すると思われる、アンテナがストライクだがフリーダムを彷彿とさせるダブルオーガンダムの存在も露見し、伏線を大量にばら撒いて一期は終了した。
思考レベルがアレハンドロと同程度と思われるお嬢様が再び協力者のようなポジションに返り咲くが、リボンズ対お嬢様の構図だったら不信感拭えないアニメになりそうだ。
統括すると、とりあえず種よりはマシであると言い張れるが、それでも脚本自体の不整合さは拭いきれず。
ただ、刹那は(某自由ガンダムの奴と異なり)前向きな姿勢を崩さなかったので、そういう意味では好感の持てる人物ではあったか。
キラとアスカ@ウルトラマンダイナを足して2で割った感じ?
生きていたら話は別だが、しかし主人公が死ぬというのがガンダム史上二度目であるなぁ。
・・・なんで俺は小説版でアムロが死んでるって知ってんだよコンチクショウ。