ヤンデレについて色々


つか、そもそもヤンデレという言葉自体好きじゃないのだ、ツンデレと同じく。
病んだ状態でデレ要素ありなら病弱な少女だってヤンデレになるだろ、とか。
はてなだとヤンデレに名取羽美が該当しているけど、あれはヤンデレというよりは精神崩壊に近いものがあるんじゃないのかしら?
それ言ったらはじめはまともだったチタンも完璧崩壊しているし、よってチタンもヤンデレとか。
そも強烈な恋愛感情や依存心からの発狂と元から人格が壊れていた人間の発狂は全然違うものだし、
そういうのを一緒くたに纏めてヤンデレというのも、非常に乱暴な分類としか思えない。
例えるならネーデルガンダムのネタ要素がまるでGガンの全てであると言わんばかりに乱暴、げふんげふん。
だから当サイトは殺し愛(ラブオアダイ)という単語を推奨したいのです。
ちなみにこの言葉は月姫読本のさっちんのページで奈須きのこ大先生が思いついた・・・、ではなく、発明なされた単語であるし、後に魔桐さんちの桜さん(誤字ではありません)にも使用されている事から「恋愛感情から派生する愛憎や狂気」に限定されるのが強み。
よってうちがヤンデレと言うと大体は殺し愛に該当します。
「病んでいる」なんて曖昧で漠然とした言い方よりかずっと分かりやすく対象や状態を限定していると思うのだがにゃー。
ああ、ちなみにYouTubeで鮮血の結末やら我が子へ・・・やら見ましたが。
ごめん、ぜんぜん萌えない、口直しに新楓様OPを見たくらいに萌えない。
鮮血の結末はクオリティ的な問題で駄目駄目で、出血多量のシーンとか失笑するしかなく。
我が子へ・・・なんて、誠(注:よつのはではありません)のトンデモぶりが遺憾なく発揮されたおかげで「ここ、笑う所?」としか思えなかった。
(大体スクイズはわざわざアニメにする必要があるのかと思うくらいに動きが少なくて、それが辛い。)
・・・殺し愛を見せるのに必要な要素がもう一つあって。
苛烈で強烈な依存心や恋愛感情を抱くに相応しい状況を設定しなきゃならんのだ。
少なくともスクイズみたいに人格破綻者なんぞに命の全てを捧げますなんて新手の新興宗教か何かとしか思えん。
その辺りも、FateにしろSHUFFLE!にしろ何故これほどまでに愛されているのか、については作中で散々明言されていた訳で。
殺し愛を成立させるにはヒロイン単体じゃ成し得ないのである。


「ツンデレの次に来そうなものってなんかある?」


ヤンデレが次に来るのは難しいなぁ。
とにもかくにも駄目な人はとことん駄目な要素だし、何より属性自体の意味合いが不明瞭すぎる。
・・・まぁ、不明瞭なのはツンデレも同じなんだが、一応「金髪+ツインテール+つり目+強気」である程度のイメージが固まったのに対しヤンデレという属性に対応するイメージは、たぶんないでしょ?
強いてあげるなら丁寧語、何故か知らんが殺し愛属性持ちは普段から丁寧語を使ってる。
だから共通の認識になるには形が定まってなくて、流行するというよりは都市伝説じみた現象になるしかないのでは、と思っていたり。
アングラのアングラとして細々と生きるのがヤンデレの正しい在り方じゃないのかしら。