ギャルゲー批評を考える


なるほどなー、という納得半分、何言っているのか分からないよ!、っつー未消化半分、って所ですか。
最後の纏めのところは、例えば奈須きのこ大先生のファンであって型月のファンじゃねー人の言い分を見れば分かるかな?
つまり武内さんは絵が下手だし、音楽はレベル低いしで奈須ワールドには不要、と短絡的に論じる奴ぁ、奈須ワールドが実はあの絵あの音楽だからこそ演出できている事に気づいちゃいない。
例えばシナリオが奈須きのこ大先生で原画が甘露樹、音楽が折戸さんだとしたら、そりゃ集客力はすごいかもしれんが一つの物語として演出できているかどうかについては未知数だし。
っつーか月姫の登場人物全てを別の絵師の絵柄に脳内変換して、それが月姫の世界観だとファンは思えるだろうか?
どこかの偉い人が「エロゲーはシナリオ・グラフィック・音楽・プログラムの総合芸術」だと言っていた覚えがあるのだが、まぁそういうこった。
シナリオ単体の欠点なぞグラフィックとスクリプト演出と音楽で補える、別のパターン然り。